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平日の感想を発表したブログです。

中国の科学者が「遺伝子編集でHIV耐性を持つ女児が生まれた」と報告

 

11月26日、中国南部深セン(Shenzhen)の研究者賀建奎副教授は、香港でヒトゲノム編集国際サミットが開かれるタイミングで、「人類史上初てゲノムを編集して、露露(ルールー)と娜娜(ナーナー)という双子の女児を出産させた」と発表した

 

 

ヘ・ジャンクゥイ氏は南方科学技術大学の最年少副教授、アメリカ留学時代に、ゲノム配列の研究に専門を変えた。こうして2010年に、ライス大学で生物物理学の博士号を取得し、さらにスタンフォード大学でゲノム配列の研究を続けた

 

 

彼は遺伝子編集技術CRISPR-Cas9を使って特定の遺伝子を除去した胚を生み出し、人類初の遺伝子改変された赤ちゃんを誕生させました

 

今回除去されたと考えられる遺伝子はCCR5と呼ばれる遺伝子です。CCR5遺伝子はHIVの感染機構に関わっているだけでなく、他にも多くの機能を持っています。この遺伝子を持たないと、ウェストナイルウィルスへの感染の危険が増します。また、CRISPRの技術そのものも、問題をはらんでいることが分かっています。“Nature Biotechnology”で発表された論文では、標的とする遺伝子以外のDNAの変化が起こり得ことが示されているのです

 

 

 

 

ヘ氏の主張によると、遺伝子編集によってHIVの感染に関わる遺伝子が取り除かれ、HIVへの抵抗性を獲得したものと思われる。しかしながら、この驚異的なバイオ技術は、過去に類を見ない災厄を引き起こすとの懸念もある

 

大勢の研究者は、このような実験を行うのは時期尚早かつ危険であり、医療倫理に反していると発表した。このニュースに対しては内外から批判が殺到しています

 

 

医療技術は革新する一方で

 

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